前回の記事に引き続きまして、今回はメンバー3人の動画撮影環境というか、「どのように動画を撮影しているか」のご紹介をしたいと思います。
1、山口編
撮影場所は、このような6畳の和室です。ここが当方のお稽古場です。なんの変哲もない、賃貸一戸建ての和室です。
床の間をバックに、稽古机と太めの書籍を台にして、その上に100均で買ったスマホスタンドでiPhoneを固定して、ビデオ撮影で撮っています。
iPhoneは、以前使っていた「iPhone4s」を、機種変更したのちも使い続けています。
画質は新しいiPhoneの方がいいのですが、最近のは自動でマイクの感度を調整してしまうようなので、ディミヌエンドをしていると勝手に感度が上がって尺八のボリュームが急に大きくなったりしてしまうのです。そういう機能も、ひょっとしたらキャンセルの方法があったり、他のアプリを使えば解決できるのかもしれませんが、使い慣れているので今だに「4s」のままです。
ちなみに、カメラは背面カメラの方が画質が良いので、かならずこちら向きにしています。
対面のカメラは、画面を確認しながら撮影できるので便利なのですが、画質が落ちてしまいます。
画面合わせには、床柱を画面のセンターに、画面の下を畳の縁に、画面の上を掛け軸の真ん中あたりに、という風に、背景で合わせています。
三脚も持っていて、以前使っていたのですが、これは傾いてしまうことがあるので、最近は水平な台ということで、稽古机などを使うことが多いです。高さは、座奏の場合、iPhoneの高さを自分の胸の高さ位にしています。
編集用のMacです。2009年のポリカーボネイト製MacBook、CPUはIntel Core 2 Duoの2.13 GHz、メモリは4GB、ハードディスクは純正の120GBを1TBに換装しました。使い始めて8年になりますが、まだまだ現役です。
OSは、MacOSX 10.11のEl Capitanです。ついに最近、最新OSにアップグレードできる機種から外れてしまいましたので、一つ前のOSですが、今の所不自由はしていません。
最近のMacは、CDドライブや音声入力端子、そしてノート型のほとんどが通常タイプのUSBポートも省かれてしまっているので、このマシンはなるべく長く使い続けていきたいところです。でも最近、左手首の当たるあたりのパームレストのプラスチックが割れてきてしまっていて…。あとどれくらい現役を続けられるかちょっと不安な今日この頃です。
では、私のオンライン下合わせの
ネタバレを紹介させて頂きます。
私の部屋の家具と机に囲まれたこのスペースに
立奏台を置き、お箏を乗せて弾ける形を取ってます。
一面分を置けばギリギリ身動きが取れるので、
録画する分には大丈夫ですが、
出入口の戸を閉めると蒸し風呂状態の中で
弾いております。
PCを開けて取り込んである音源を聴きつつ
弾くのですが、最初はイヤホンを使わずに弾いて
ましたので動きが合わず難儀でしたけども、
イヤホンを挿入装着して弾きますと
大体の動きが合うのです。
撮影モードでタブレット端末を使う時、
この部屋のスペースの関係で机の上にこのまま
乗せて撮る形なのです。
実際にはもう少しアングルを上にして
撮りますが、この時は琴柱の箱や小物入れの
箱を幾つも積んで積んで、高さを調整してます。
ですので、この調整で時間を喰ってしまい
何度も撮り直しております。
3、大庫編