こんにちは、山口です。
気がつけば「而今の会」ブログも、今回で16回目の記事となっております。毎週更新していますので、「16週目」ということはもうこのブログを立ち上げて4ヶ月が経過したということなんですね!早いものです。
で、最初の記事を何気なく見返してみると、なんと日付の「2月23日」って、僕の誕生日だったのでした。
その日のFacebookの書き込みを表示してみると、而今の会を始めることができた喜びが湧き上がってきている自分の興奮が思い出されます。
ちなみにその12日前、2月11日のFB書き込み「ライブしたいっっ!!!」が全ての始まりで、大庫さん、東さんがお声をかけて下さって結成と相成ったのでした。本当にありがたいことでした。
さて、これまでブログでは、会のコンセプトとか、音楽性の方向とか、あるいはメンバーがどんな人となりなのかなどをご紹介してきましたが、現在「而今の会」は、いわゆる「オンライン下合せ」を開始しております。
この「オンライン下合せ」とは、遠隔地ゆえに実際に同じ会場で顔を合わせての下合せが難しいため、お互いに録音した音源をメールでやりとりし、その音源を聴いて合わせる練習をしたり、自分自身の録音をパソコン上で合成し、できた音源をお相手に送り返して聴いていただき、メールで意見交換をしながら、また録音や合成を繰り返していき…という過程をふんでリハーサル音源を仕上げていく、ということです。
「而今の会」のメンバー間では、これまで「秋の七草」「千鳥の曲」「黒髪」の3曲を「ジョイントweb演奏会」で公開してきましたが、そのときも実際に撮影に入る前に、こうしたネットを介した下合せを行いました。3曲とも「糸・竹」の2人での合奏であったため、さきにお糸の方に録音していただいて、こちらでそれを「イヤホン」で聴きながら合わせておりました。このときは、相手の録音と自分の尺八の音の両方が確認できるよう、「イヤホン」は片耳にさしています。
ただ、今回「3人」でのオンライン下合せは初の試みとなります。「3人」だと、最初のお一人(つまり三絃本手の大庫さん)に弾いていただいた音源に、箏の東さん、尺八の山口の2人が「イヤホン」で合わせないといけません。さらに、「笹の露」は掛け合いが多く、その間が合わないといけないのと、お糸のお二人には「歌い分け」をしていただくので、そこのところも再現しなければなりません。
目下、大庫さんに録音していただいた「笹の露」全曲(なおかつ掛け合いのところは拍子どおり空白・歌い分けの東さんのところは大庫さんは手だけの演奏)の音源とともに、東さん・山口の二人が猛練習中というわけです。
よき演奏をめざしてガンバリマス!!!
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