2017年3月12日日曜日

「生演奏」のよさ

こんにちは。山口です。
今日は、久しぶりに「動画での出演」ではなく、「ライブ会場で生演奏」をさせて頂きました。ライブならではのドキドキ感、「収録した動画の公開」にはない、独特の高揚感がありますね!


ふだんの「web演奏会」(「ジョイント…」も含めて)では、だいたい3〜4テイク撮影し、ミスのない、一番納得のいく動画を選んでアップしています。もちろん、カメラの向こう側におられる「聴き手」を意識して、ライブ演奏のつもりで演奏していますし、基本的にiPhoneのカメラとマイクが記録した映像と音そのものをなるべく加工せず(演奏前後の余分な動画の切り取りや、ジョイントの場合はステレオ化などはしていますが)アップしているため、収録時の緊張感や集中力の上昇は結構なものです。しかし、今回感じたのは、「3〜4テイク」にはない「一発勝負!!」という要素の大きさと、聴きに来てくださったお客さんとの「直接」の交流というか、そういうまさに「生」ならではの味わいでした。本当によい緊張感と、「人のあたたかみ」を感じたひとときでした。

今回嬉しかったのは、Facebookで「web演奏会」を見てくださっている方が足を運んで下さって、僕に声をかけて下さったり、FBやブログで紹介して下さったりしたことです。さらに、「而今の会」に関してとても興味を持ってくださって、応援のお声かけをして下さった方もおられました。とてもありがたいことで、胸が熱くなりました。

今の僕が目指しているのは、「ネットやSNSを通じて、これまでになかった邦楽における出会いの創造」と、「その出会いの『現実(ネットでなくリアルな場)』への還元」なのだなと、今日あらためて気づきました。ネットの世界は確かに便利です。この「而今の会」も、そして今日のライブ会場での交流も、ネットやSNSの恩恵を受けてのものです。しかし、やはりそういうITのテクノロジーは人の実生活を豊かにするためのものであり、うまく活用して僕たちのリアルな邦楽演奏、音楽仲間との直接の交流に結びつけば、それがやはり一番大きな幸せなんだと、心から感じました。

「而今の会」も、そういう「現実(リアル)への還元」を目指し、自分たちなりにさまざまな発信をして、僕たちの活動に共感してくださる方と、演奏会場で直接お会いし、我々3人の演奏を生で聴いていただけるように、しっかりと準備を進めていきたいと、思いを新たにしたところでした。


文責:山口籟盟

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